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旧版における異世界の不正規名称 新版においてはアルフェイムという名称が設定された。 -
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强制转移【我们来交换身体吧,就一天】
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モーメントムービング 概要 シナトベ・ハヤテのツヴァイト 元になった願いは「俺の死に場所は此処じゃない」「こんな所で死ぬ訳にはいかない」 発現した異能はテレポート能力、超能力と言えばこれ、誰もが一度は使ってみたいと願うシンプルなありふれた能力 シンプル、それは裏を返せば扱い易いと言うこと、誰でも思い付くような能力だからこそ、誰にも思い付かないような応用が可能なのだ。
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バランス調整用投票 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 追加コストを増やす 3 (75%) 2 移動した自分のモンスターをタップさせる 1 (25%) その他 投票総数 4
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転移の守護者ガガ・ワープ C 光文明 (6) クリーチャー:ガーディアン/エイリアン 3500 ■相手のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップしても良い。そうした場合、自分の光の「ブロッカー」を1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。 FT:パンドラ・スペースの防衛部隊は転移により敵を翻弄する。 収録 DMA-01「パラレル・ユニヴァース」 作者:Moko 評価 名前 コメント
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相転移・臨界現象の統計物理学 使用参考書「相転移・臨界現象の統計物理学」 西森秀稔著 培風館 第1回 第2回 内容:Bethe近似とか 第3回 内容:くり込み群の概念 第4回 内容:くり込み群の具体例
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きょうとのがんのたふけんてんい【京都の癌の他府県転移】[名詞] (1)京都に本社を置いていた貸金業大手(と一応言われていた)日栄が、他府県の各所に支店を開設しながら、実態は債権回収担当社員への社長自らの直接指示による「腎臓売れ、ボケェ!」「目ん玉売らんかい、オンドレェ!」と債務者を怒鳴りつける恐喝的取りたてばかりが日常的に繰り返されたことが社長の証人喚問で明らかになった様のこと。 このことがあってかしばらくはナリを潜めていたものの、最近になって「ロプロ」と名前を変えてまた性懲りもなくノコノコとシャバに踊り出て、執拗な勧誘電話をふてぶてしく無秩序に繰り返しているものだから、多くの善良な国民にとってはまるでガンが再発したようで誠に始末が悪い。 もはや放射線を浴びせることぐらいしか抜本的治療法はないのであろうか。 (2)京都に本社を置くタクシー会社「エムケイ」の、全国展開のひとつとして東京に開設された直系子会社の社長にすえられた同社創業者の次男坊が、東急田園都市線に泥酔状態で乗車中寝過ごしたことを係員のせいだと因縁をつけ、殴りかかっていたところを駆け付けた警察官に暴行傷害で逮捕され、世間をお騒がせしていた様を示す表現。 その後はこの創業者にも我が子可愛さがあってか、次男坊は社長職は解かれたもののちゃっかり会社に復帰しているという実に大甘な処置で済まされているものだから、この創業者一族にとっては安泰なことであっても、周囲の皆にとってはまさにガンが再発したのと同じである。
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《†フェイズチェンジ》 コスト:疲労2 タイミング:任意 解説:《憑依能力:物質転移》を自身の行動に活用し、成功率を高める。 自身が判定を行う際、その判定で《憑依能力:物質転移》の力を活用する方法、 アイデア等をGMに告げ、《†フェイズチェンジ》を任意の技能と 組み合わせて使用することで、その技能の成功率に+60%する。 《物質転移》の能力の範疇であれば、 基本的にはキャラクターの望むとおりのことができるが、 周囲の状況や他のキャラクターの妨害などを考慮し、 GMは結果や規模を変更、あるいは《†フェイズチェンジ》の 使用を認めなくともよい。なお《†フェイズチェンジ》の効果で 直接、あるいは間接的にキャラクター(エキストラを除く)に ダメージを与えたり、害意ある行動に利用したり、 攻撃を回避したりすることはできない。 《†マテリアルマイスター》 コスト:- 技能:解錠、機械修理 タイミング:常時 解説:物体の構造を理解する能力を応用し、機械の内部構造を深く理解する。 自身が行なう 解錠 機械修理 の成功率に常に+60%する。 また、その判定を1シーンに2回まで振り直すことができる。 この効果で同一の判定を複数回振り直すことはできない。 《†エクトプラズマー》 コスト:軽傷2 技能:特性能力 タイミング:メインアクション 解説:発生させたプラズマを生命力を使って増幅させて放つ特性攻撃。 対象に特性攻撃を行う。 特性能力 と組み合わせて使用し、その判定を命中判定とする。 攻撃のデータは以下のとおり。 属性: 灼熱 攻撃力:2D10+[ランク*2] 対象:周 射程:至近~近 備考:[コスト:重傷]を1点追加する毎にダメージダイス(1D10)を1つ追加する。 《†アルテマウェポンエンハンス》 コスト:疲労2 技能:特性能力 タイミング:セットアッププロセス、メインアクション 解説::装備している武器、弾丸などを必殺の一撃が繰り出せるよう強化する。 自身が装備している武器の「攻撃力」に+[ランク+3]する。 この効果を受けた武器でダメージを与える場合、参照する負傷表を任意に1つずらしても良い。 この効果は1ラウンドに2回まで使用できる。 特性能力 と組み合わせて使用し、その判定に成功することで効果が発揮される。 この効果はシーン終了まで持続する。 《†バリアントアーマーエンハンス》 コスト:疲労2 技能:特性能力 タイミング:セットアッププロセス、メインアクション 解説:装備している防具をどんな攻撃からも身を守れるよう強化する。 自身が装備している防具のすべての属性の「防御力」に+[ランク+3]する。 この効果を受けた防具を装備中、ダメージを受けた場合 参照する負傷表を任意に1つずらしても良い。この効果は1ラウンドに2回まで使用できる。 特性能力 と組み合わせて使用し、その判定に成功することで効果が発揮される。 この効果はシーン終了まで持続する。 《†モーフィングハイパワー》 コスト:疲労2 技能:近接武器、銃器、飛び道具、特性能力 タイミング:セットアッププロセス、メインアクション 解説:手近にある物を強力な武器に変化させる。 任意の武器・防具を作成、装備する。 作り出す武器の「種別」と同じ技能と組み合わせて使用し、 その判定に成功することで効果が発揮される。 防具を作成する場合は 特性能力 で判定すること。 この時、武器の「購入修正」の半分のペナルティを受ける。 この効果はシーン終了まで持続する。 《†オールディスインテグレート》 コスト:疲労3 技能:特性能力 タイミング:メインアクション 解説:対象の装備している武装を全て気相化して消滅させる。 「対象:単」「射程:至近」のキャラクターと対決を行なう。 アクション側は 特性能力 と組み合わせて判定を行ない、リアクション側は 運動 で判定を行なう。 この対決に勝利することで対象のインプラントを含む装備品を全て破壊する。 ただし、ソウルエンコーダーに対しては効果がない。 《†ディスポジションシフト》 コスト:疲労2 技能:- タイミング:負傷決定ステップ 解説:防具の性質を攻撃に合わせて変化させて攻撃を防ぐ。 あなたが受ける攻撃のダメージを[ランク/2](端数切捨て)点軽減し、 防御無視の効果を受けずにダメージを適用する。 この効果は1ラウンドに2回まで使用できる。 《†ハイエボルトラスター》 コスト:重傷2 技能:特性能力 タイミング:セットアッププロセス、メインアクション 解説:ネフィリムとの親和性を高める。武具の構造を変化させて性能を上昇させる奥義。 あなたが装備している武器ひとつの攻撃力に+[ランク]し、自身が受ける攻撃のダメージを全て[ランク]点軽減する。 この効果を受けた武器で攻撃した時のダメージで参照する負傷表と、 あなたが受けた攻撃のダメージで参照する負傷表を任意にひとつずらすことが出来る。 特性能力 と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。 この効果は2回目のクリンナッププロセスまで持続し、1シーンに1回使用できる。 《†デュアライズ》 コスト:致命傷2 技能:特性能力 タイミング:セットアッププロセス、フリーアクション 解説:ネフィリムとの親和性を極限まで高める。武具と武具を融合させる絶技。 〈特性能力〉と組み合わせて使用し、判定に成功することで効果を発揮する。 あなたが装備・所持している武器と防具(または盾)から一つずつ選択する。以下の効果を得る。 ①あなたが装備している武器、または素手の攻撃力に+[選択した武器の攻撃力]する。この効果を受けた武器でダメージを与えた場合、ダメージの属性を[選択した武器の属性]に変更しても良い。ダメージの属性は負傷決定ステップごとに選択できる。 攻撃力を上昇させる武器と、選択した武器は別々でなければならない点に注意すること。 ②あなたが装備している防具の防御力に、+[選択した防具(または盾)の防御力]する。それぞれの属性の防御力を合計すること。この効果を受けた防具を装備している間、防御無視の効果を受けずに負傷表を参照する。 ①と②の効果は2回目のクリンナッププロセスまで持続し、この効果は1シナリオに1回使用できる。 備考:①と②の効果の内、どちらか一つだけを受けることも出来る。その場合でも《†デュアライズ》の使用回数は変わらない点に注意すること。 †ソロエフェクト コスト:- 技能:- タイミング:常時 解説:ソロスタイルの時に有効。特性能力の効果を強化する。 《†アルテマウェポンエンハンス》《†バリアントアーマーエンハンス》《†モーフィングハイパワー》をフリーアクション・ムーブアクションでも使用可能になる。 †バディエフェクト コスト:- 技能:- タイミング:常時 解説:バディスタイルの時に有効。特性能力の効果を強化する。 《†アルテマウェポンエンハンス》《†バリアントアーマーエンハンス》《†ディスポジションシフト》が「射程:至近~近」のバディにも使用可能になる。
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転移者星間戦争(ロフィルナ語:Dooram Fea vi Parderannam Helfilistaliam)、通称DFPHとは、ラヴァンジェ諸侯連合体政府と転移者革命軍「アリス・インテンション」(AIn)による武力紛争。低強度紛争の一面があるため、正確な発生時期が国際法的に確定できないものの共立公暦590年頃であるとされている。591年にグランドウィンド停戦協定が締結され、転移者自治領が成立。後に安保同盟および黒丘同盟の成立へと繋がった。 目次 概要 歴史と背景転移者の起源と定着の経緯 転移者の処遇を巡る国際社会の混乱 経過初動 シアップ軍事宇宙港強襲作戦 シアップ上空の戦い 軌道エレベーター爆破 帝国救助部隊が介入 heldo各国の温度差 通信途絶 第一次停戦交渉 オクシレイン講話を拒否 四月攻勢 度重なる命令違反 影響軍事行動に関する分析と評価 二大同盟の成立 荒れるイドゥニア星系連合 heldo各国におけるロフィルナ問題の再燃 平和維持軍行動規則の緩和 概要 ラヴァンジェ政府は各地に発生する転移者に関して、アポリアによるものであると認知していた。ラヴァンジェ政府は現象魔法による世界への影響を重大視していたため、この転移者について管理と研究を行う必要性を認知していた。このため文明共立機構に対して転移者の移民枠を拡大して、大規模に各国から転移者を転居させた。これによって大規模に移動した転移者は、本国のコロニーや地上において受け入れることが出来ず、惑星シアップへ移動させた。現地において転移者は開拓の人を担うことになったが、殆どの転移者が若年層であったため開拓の過程で大量の死者が発生した。転移者の不満は貯まる一方であり、589年にはドラクミロヴァ・西崎・アリス率いる革命準備組織「アリス・インテンション」(AIn)が設立された。AInはラヴァンジェ政府に対して正式なルートを通じた抗議をしていたが、ラヴァンジェ政府は現象魔術師機関の圧力を受け、致死的状況における転移者の条件実験の名目でこれを無視してきた。 590年、AInは各地で蜂起し、シアップにおける現地治安組織を襲撃して武器等を鹵獲し、ゲリラ的にシアップの政府機能を麻痺させることに成功した。それとともにラヴァンジェ政府に対して「転移者自治共和国」としての独立を宣言した。これを認めなかったラヴァンジェ政府は宙軍・機動魔術部隊を派遣し事態を短期的に鎮圧しようとしたが結果的に失敗した。これが転移者星間戦争の始まりである。 歴史と背景 転移者の起源と定着の経緯 現代の法律用語で、特異難民とも呼ばれる転移者の存在自体は旧暦時代の遥か以前から知られていた。その発生起源については諸説あるものの、古典古代にまで遡る説が有力視された。更に近古代末期の大災厄でも複数の発生例が認知されて久しく、または空間系に作用する転移実験であったり、何らかの法則異常に伴う事象災害(アポリア等)によって生じたとする記録も認められた。一方、後に調査対象となった人物・国家・その他のコミュニティの数は全てのセクターに跨る複雑な国際問題とされて久しく、それらを全て調査し、規制のふるいにかけることは現実的ではない事情も否めなかったわけである。見方によっては被害者とも考えられる転移者への社会支援策もまた国によって異なる様相を見せており、内容の良し悪しを問わず黙認されてきた経緯も指摘された。多くの転移者が新世界での適応に必死となる中、一部が暴徒化し、抗争を繰り広げる負の連鎖も続いたという。元いた世界の優越的な技術を認められ、大国の支配層にまで上り詰めた事例も報告された。そうした転移者の活動は良くも悪くも「この世界」に大きな影響を与え、認知ケースの増加とともに多くの者が事の真相を追求するようになった。 転移者の処遇を巡る国際社会の混乱 共立公暦459年。ラヴァンジェ諸侯連合体との接触に端を発する世界的な異能技術の発展は多くの社会に激烈な変化をもたらすと同時に、法整備が追いつかない新たなテクノロジーの問題も告発されるようになった。人類の認知機能が世界を滅ぼす兵器になり得ることが知れ渡るにつれて、強力に対抗しようと試みる勢力が相次いだためである。文明共立機構は、旧暦時代のような戦渦を避けるために問題の当事国に対して技術提携による相互抑止を図るよう迫った。それには近年争点化して間もない転移者問題の解決も含まれており、クラック対処協定の締結を起点に多くの国が特異難民への定着支援策に同意した経緯も確認された。同550年、国際的な緊張緩和の秩序が形成され、自国の力に自信を深めた時のラヴァンジェ政府は、より多くの転移者を受け入れる意向を表明。強力な異能を持つ転移者の扱いに手を焼いていた多くの国が便乗する流れとなり、星間史上において初となる大規模な移送事業の進展へと繋がったのである。かねてからの国内問題で揺れるオクシレインもまた諸侯連合の受け入れ策に期待し、多くの難民を送り届けた国の一つとなった。しかし、主な受け入れ先となったシアップ当局の統治が想定外に劣悪で、ラヴァンジェ本国の対応能力に疑問符が付き始めると反対運動が激化。オクシレイン政府としても改善を求める姿勢に転じたが、一向に動こうとしない国際社会の現状に痺れを切らし、同590年、問題の争点化を目的とする軍事行動の決断に至った。当然のことながら、そのような試みは国際社会の原則に反するもので、反戦を命題とする共立諸国は現実と正義を秤にかけた究極の決断を迫られたのである。一方のラヴァンジェ側も事象災害(アポリア)に端を発する転移者の扱いに苦心しており、共立機構は建設的解決策を模索していた。 経過 初動 590年1月2日にAInは武器を取り、暴動を開始。これに反応したラヴァンジェ政府は、騎士団及びヴラッツァートによる制圧部隊を結成し、暴動を鎮圧しようとした。 1月12日、ヴラッツァートが無能力者である転移者を手当り次第に虐殺するなど、統制力の低さが露呈。 1月13日、非武装市民の殺害について諸侯評議会でフラン公、シュレターフ公、ヴィヤンタート公が批判。しかし、内務担当のエーフ公がこれらの「理想主義的意見」に強く反対を示した。転移者問題を担当するヴラウラーンド公は「全力で対応中」として明確な立場を示さなかった。 1月15日、一方、国際社会も黙ってはおらず、オクシレインは転移者の支援をいち早く表明。文明共立機構はラヴァンジェ政府による転移者の基本権保護に懸念を表明。国家元首であるフラウは「転移者の暴動鎮圧は、平穏に暮らしてきた市民たちの基本権保護に繋がるものと認識している」と、オクシレインと共立機構の懸念に回答した。 1月16日、オクシレインに次いでソルキアが転移者に対する支援を表明。評議会は「アポリアに関する問題はその道に長けたラヴァンジェが責任を持って事態に対応するべきであり、それが出来ないのなら少なくとも国際社会からの援助を受けるべきではないのか。彼ら転移者は望んでこの世界に来たのではなく、それでいて生命を脅かされるというのは理不尽極まりない事だろう。彼らは我々と同じ文明人として権利を与え、保護されるべき存在であるはずだ。」として両者の即時停戦を求め、かつ人道的支援を申し出た。 シアップ軍事宇宙港強襲作戦 1月17日、AInは全国に散らばっていた軍事系統を一本化、西崎が事前に計画していた「宇宙港強襲」を実行。騎士団は応戦したものの、鹵獲されていた現象魔法兵器への対策を疎かにしてたために敗走、撤退を繰り返した。準軍事組織であるヴラッツァートは命令系統の違いから騎士団の撤退に遅れ、多くが転移者達によって殺害された。同日日没、シアップ軍事宇宙港は陥落した。 1月18日、諸侯評議会は宙軍の出動を承認。地上軍派遣の準備が行われた。これに対してオクシレインが宙軍を稼働し、シアップへの強襲を試みたがラヴァンジェ宙軍の概念戦艦の起動により断念した。また、同国によっての管理評議会に対して憲章違反の申立が行われた。 1月19日、ジェルビア防衛条約に基づくラヴァンジェ政府の要請を受け、セトルラーム率いる共立同盟(heldo)連合宇宙軍が支援艦隊を派遣。対オクシレイン戦を想定したものであり、AIn鎮圧に関しては内政問題にあたるとして干渉しない意向を表明した。 1月20日、オクシレイン軍による宙域侵入の試みに対して、平和維持軍が警告を宣言。これに対し、ソルキア連合政府は「共立三原則に抵触する行為である事に違いないが、生命を守るには最善の行動であった筈だ。」と平和維持軍を非難した上で速やかに行動を起こすよう求めた。 シアップ上空の戦い 1月23日、ラヴァンジェ宙軍の駆逐艦隊がシアップ軍事宇宙港を奪還するために強襲上陸を試みたのに反応して、AInの鹵獲艦隊と対峙、いずれも貨客船改装ミサイル駆逐艦であったため遠距離から熾烈な戦闘が行われたが、AIn側が宙間戦闘に慣れていなかった者ばかりであったため、次第に撃破され、撤退。ラヴァンジェ宙軍は最終的に宇宙港に強襲上陸することに成功した。シアップ港に上陸した地上軍は占拠していたAIn陸兵を殲滅し、奪還した。 1月24日、平和維持軍の難民保護計画が実行される。ラヴァンジェ政府は「意図的に難民を保護する平和維持軍を攻撃することはないが、必ずしも安全を保障できない」と言及。 1月25日、地上に戻ったり、燃料補給が出来なくなったAInの鹵獲艦隊がシアップ軍事宇宙港に投降目的で接近するも、ラヴァンジェ宙軍は襲撃と勘違いし、交戦を開始。鹵獲艦隊を殲滅した。 軌道エレベーター爆破 2月3日、シアップ軍事宇宙港を占領されたAIn軍は宙軍戦闘の手立てもなくしてしまった。一方でシアップ港からの軌道エレベーターで上陸は容易になってしまったため、それを戦略的不利と考えた軌道エレベーター付近の師団が独断で軌道エレベーターを爆破する作戦を行った。シアップ港は地上に落下し、空中分解。落下した部品が地上に甚大な被害をもたらした。このときの死傷者数は惑星全体で10万を超えるという。平和維持軍の難民キャンプと兵士にも多大なる影響を与えた。 西崎は、師団長を更迭した。 2月4日、heldo加盟艦隊がAInに対して威嚇射撃。相互不可侵の徹底を求めるものだが、時のheldo総司令は参戦の意図を否定した。 帝国救助部隊が介入 時は少し戻って、1月26日、友好関係を結んでいるユミル・イドゥアム連合帝国でも皇帝トローネ・ヴィ・ユミル・イドラムが声明を発表、ラヴァンジェに住む帝国民間人の保護の為に輸送艦や護衛の仮装巡洋艦で編成した救援艦隊と、工作艦や給糧艦で編成した特殊艦隊をラヴァンジェへ向ける。当初は主力艦隊による防衛の元、全民間人の保護を目指していたが、武装の用途に関する厳しい追求を受け、主力艦隊はラヴァンジェに入ることが出来ずセトルラームで待機する事になる。計画では駆逐艦の護衛を付ける予定だったが、威嚇行為になることを恐れて重武装化した仮装巡洋艦を護衛に付け万全の体制を整えた。その後、軌道エレベーター爆破により多くの民間人が犠牲になったため、帝国政府は平和維持軍の対応を非難した。 1月28日、帝国政府の非難に対し、文明共立機構最高評議会が反論。平和維持軍が民間人の保護を妨害したかのような言説であり、分断を企図した不当な工作活動にあたるとして強力な措置を取る可能性があることに言及した。 2月30日、帝国宙軍は第二主力艦隊(旗艦ユミル・イドラム・3世級超重戦艦以下200隻)をセトルラームで待機させ、ラヴァンジェ政府や共立機構との調整を進めつつ前線に派遣する準備を整えた。 heldo各国の温度差 3月1日、暴走するAIn過激派に対し、heldo総司令が抗議。「これから執行される全ての責任はAInにある」として陸戦部隊による限定的な交戦を承認した。 3月2日、セトルラーム連邦を始めとする複数国が保護活動に限定した戦力投入を表明。平和維持軍に対して必要な支援措置を講じることで一致した。 3月3日~、ロフィルナ政府はAIn過激派に対し、制裁を加える意向を通達。実際には一切の区別なく砲撃するなどheldo全体の対応が問われる事態に発展した。 3月4日、難民を乗せた護送車列にAIn陸戦部隊が接近。強制的に停車させた後、中の者を引きずり下ろす暴挙に出たがフィンスパーニア陸軍による威嚇射撃をもって救出されるという事件が起こった。 3月5日、孤立した市内のキャンプにセトルラーム陸軍が到着。過激派に対する抑止力の向上が期待されるも、実際にはheldo国籍を持つ一部の民の救出を目的としており、大多数の難民が捨て置かれる事態に。この状況に絶望した平和維持軍大佐が自殺した。セトルラーム陸軍が撤退した後に、AInの戦闘員がキャンプを襲撃。このキャンプに配属された平和維持軍部隊は大佐の自殺の影響もあり、戦闘指揮系統に混乱が生じて壊滅した。AIn構成員が自殺した大佐の死体を引き回して、あざ笑う動画を公開し、国際的な非難を集める。西崎は当地を担当した師団長を更迭したが、意味がないことは明らかだった。 3月6日、ロフィルナ遠征空兵による局所的な攻勢。拘束されたAInの構成員が軒並み吊るされ、焼却される事件が多発する。同時に難民救出のプロパガンダも流されたが、この事は「戦場におけるheldo各国の責任を問うもの」として強調された。事態の過激化を受け、ソルキア連合政府はAInをテロ組織指定し、同時にラヴァンジェ、ロフィルナに対する制裁の可能性を示唆。heldoに対しては平和維持軍と共に難民保護活動を第一に努めるよう強く要請し、共立三原則の悪用で当事者による都合のいい解決をする事のないよう求めた。 通信途絶 3月7日、シアップ・ベルディン間との通信が突如途絶した。ラヴァンジェ政府側はAInによるジャミングではないかと考えていたが、一週間以内にこれは回復した。AIn側はECM兵器を起動させたこともないため、恐らく近隣恒星の大規模フレアの影響だと考えられている。 この間にAInは、ラヴァンジェ政府の攻撃だと決めつけて、政府シンパ探しを始めており、難民キャンプが「検査」されることになった。平和維持軍との睨み合いになることはあったが、直接的な衝突は避けられた。 3月14日、通信回復したベルディン側からの第一次停戦交渉提案。具体的な交渉にあたっては文明共立機構が仲裁を担う流れとなり、オクシレインとの「講和」も含めて当事者間の緊張緩和に努めた。 第一次停戦交渉 3月19日、AIn上層部は停戦交渉を受け入れる。ラヴァンジェから送られたのは国民議会議長であり、AIn側も西崎を出すことはなかった。 交渉中に難民キャンプでの虐殺行為の責任の所在に関して合意が取れずに、停戦交渉の締結に至らなかった。 オクシレイン講話を拒否 3月24日、ラヴァンジェが提示したオクシレインとの相互の攻撃可能性の解除に関する協定に関して、オクシレイン側が拒否。難民キャンプでのAInの虐殺は帝国宙軍と平和維持軍が不要に刺激をしたことによるものであるとして、撤退すべきとの意見を表明した。ソルキアはオクシレインに対し「今後一線を超えるという予告になってしまう。」として協定締結を要請、対立の回避に努める。また、責任追求は後回しにし今は事態の改善を第一にすべきであるという立場を表明した。 4月1日、平和維持軍の公式表明として、難民キャンプでの虐殺行為はAInの現地部隊が率先して行ったことであり、AIn側に責任があるとの見解を表明した。以降、AInの末端による平和維持軍やその難民キャンプへの襲撃が増える。現地平和維持軍部隊が応戦。 4月2日、平和維持軍の保護活動において、一連の虐殺を防げなかったことの非難が高まった結果、最高評議会は第二行動規則に基づく応戦を許可。以降はAInに対する限定的な武力行動を可能とし、該当区域に更なる人員と兵器が投入された。 4月3日、平和維持軍航空宇宙部隊による哨戒活動が本格化する。全ての難民キャンプの通行審査を強化し、戦争犯罪に関する真相究明にあたった。 4月4日、オクシレインの追求に対するロフィルナ政府の回答。「民衆の敵となったテロリストは保護に値せず、殲滅すべき存在である。よって、我が軍が虐殺を行っているという指摘はあたらず、テロ支援国家に相応の報いを与えなければならない」。前線のロフィルナ軍部隊は降伏したAIn構成員を纏めて移送し、その身柄をラヴァンジェ当局に引き渡した。 四月攻勢 4月11日、ラヴァンジェ宙軍による地上治安維持追加部隊の輸送。AInは、残存の艦艇での抵抗を試みるが修理が不完全であったうえに練度の低い艦隊は防衛に失敗し、AInは制宙権を失した。宇宙港の墜落により、大気圏下降下はできないものとされていた(*1)が、帝国型の改装貨客船を利用したため、強襲降下に成功。一方のロフィルナ国軍は戦争犯罪の責任を問われたが、「力による問題の早期決着が最善である」として引き続きラヴァンジェ軍を支援する意向を表明した。 4月12日、平和維持軍の増派を理由にロフィルナを除くheldo各国が紛争エリアからの撤収を表明。以後はオクシレインへの軍事的牽制に留める方針が伝えられた。 4月13日、ロフィルナ軍に追い立てられ難民キャンプに転がり込んだAIn構成員を平和維持軍が保護。キャンプに踏み込もうとしたロフィルナ兵を複数射殺し、銃撃戦に発展したが、双方上層部の合意によってロフィルナ側の撤退を確認した。平和維持軍部隊に3名の犠牲者。 度重なる命令違反 4月21日、ヴィヤンタート公領騎士団第12師団は指揮官命令に違反し、難民キャンプを襲撃した。第12師団所属第一歩兵大隊と第二歩兵大隊は、難民キャンプを護衛していた平和維持軍部隊と交戦し壊滅した。 4月22日、フラウ代表は文明共立機構に対して「先日の弊騎士団による愚行の謝罪」を表明。フャウ最高指揮官は、ヴィヤンタート公に対する重大な抗議を行うも、ヴィヤンタート公側近は「現地部隊による単独行動であり、こちらの責任ではない。命令違反者は処刑する」と宣言する。 以降も、騎士団による命令違反が続く。 影響 軍事行動に関する分析と評価 この当時、ラヴァンジェ政府が既に共立同盟に加盟し、平和維持軍との連携を深めているにも関わらず介入の暴挙に踏み切れたオクシレイン政府の真意を驚きとともに分析する動きも加速した。セトルラーム政府所轄の軍事戦略研究所は、当のオクシレイン軍に全面衝突の意図を想定させる如何なる動きも確認していないことを表明。多くの政府とともに事態のエスカレーションを避けるための努力を求めた。オクシレイン側の思惑としては、共立機構に対する根源的な不信感をはじめ、内政不干渉の原則のもとで意図的に見過ごされてきた権威主義勢力の談合など、複合要因によるところが大きく、自立のための戦いを軽んじているわけでは断じてないとの声明も報じられた。いずれにせよ、今次紛争が激化した時点で如何なる国家も全面戦争を望んでおらず、問題解決に向けた理知的な交渉に期待する見方が優勢となった。仮に総力戦となれば、当時のオクシレインに勝ち目はなく彼らはそのような愚を侵さなかった。共立同盟としても戦って得られる益など期待できないため、必然的に人道主義への歩み寄りに転じたわけである。幸か不幸か、平和維持軍に限っては強硬的な改革が進み、主権の良し悪しを巡る別の問題も生じた。オクシレインは、ある意味で目的を達成したとする説、その後の人道主義の普及に繋げた実績が評価され、肯定的に捉える意見も出たわけだが。一方で危険な冒険を批判する見方も根強く、その功罪について語り継がれる時代を迎えた。 二大同盟の成立 一連の紛争によって危機感を募らせた連合帝国は関係各国に独自の陣営創設を提案。セトルラーム政府は防衛同盟として留めることを条件に承認し、ラヴァンジェ政府もその流れに応じた。共立公歴620年。ルドラトリス安全保障盟約が成立すると、オクシレイン側の対抗措置も進められ同625年にネルヴェサ―民主同盟の発足へと至ったのである。この過程において、両陣営は互いに戦争回避の努力を継続。同630年に国際法たる民間人保護条約の成立を迎えた。同632年に至ってはトローネ皇帝によるオクシレイン親善訪問が実現し、後に双方の主戦派を抑制する大きな契機の一つとなった。 荒れるイドゥニア星系連合 オクシレインは、ラヴァンジェへの介入を止められた上にロフィルナが救うべき民を虐殺することを指をくわえて見ているだけだったため、世論も政府も大激怒してheldo各国に責任を果たすことを迫った。 イドゥニア各国は戦後、ロフィルナ政府に対して独自の制裁を発動した。「転移者戦争における一連の暴挙は人道を理念とする星系連合の規定に反するものであり、ひいては国際交渉の理性を損なう破滅的な行為に他ならない」と総括。共立機構の圧力も重なった結果、ロフィルナはその軍事的影響に関わらず常任理事国の地位を手放すこととなった。一方で同国の代わりを担える新たな理事国を選出する必要に迫られ、イドゥニア諸国は以後長きにわたる調整を続けたのである。そもそも星系連合自体が惑星内での問題解決を目的とする以上、相応の地域大国に交渉の主導権を委ねることが理想とされたが、候補となる国家の資質に疑問符が付いたことで最終的にはheldo主導国のセトルラームが理事国入りを果たす結果となった。オクシレインが追求する戦争犯罪に関しては「人道にもとる行いで、ロフィルナ国軍による虐殺は如何なる論理をもってしても正当化できない」と回答。一方で「事前の通達にも関わらずAInの敵対的な行動があった」ことを指摘し、「不当な干渉をもって事態を拡大させたオクシレインに責任の一端がある」ことを強調した。 双方の主張は平行線をたどり、一部関係者に対する処罰など一定の政治的決着をもって事実上うやむやにされてしまった。 heldo各国におけるロフィルナ問題の再燃 かねてから、その暴力性を指摘されるロフィルナへの懸念は当紛争によって決定的なものとなり、セトルラームを始めとするheldo各国は同国に対して一切の武器輸出を禁じた。更にセトルラーム空軍115隻を始め、35万人相当の陸戦部隊が進駐。特別治安維持対象となった主要軍閥の暴発を防ぐために国境線の監視体制が強化され、これら一連の措置は共立機構による準備指定の可能性を予期して自発的に進められたものである。当のロフィルナ国内においては問題の戦争犯罪部隊を英雄として扱う論調が主流となっており、コックス政権の支持率も上々となったことから、これがアリウス女大公の逆鱗に触れて秘密裏に係る責任者が粛清される事態へと発展した。(当時の政治的事情に配慮して、この事実は国内世論が安定する50年後に公開された。) 平和維持軍行動規則の緩和 当紛争における一連の損害に関して、共立三原則の問題を指摘された文明共立機構においては、時の最高議長による主導のもと平和維持軍の組織体制を一新する計画が立案された。具体的には指定評価の内容に関わらず、強度の反撃を可能とするもので、その判断は時の最高評議会を始め、現場レベルにおいても即座に決定できること。増援の要請がなされた場合は直ちに必要な戦力を投射し、敵性集団の早期殲滅を可能としたのである。いわば軍事上の行動規則を大幅に緩める内容となっており、強大な力を持つ平和維持軍の暴走を警戒する意見も聞かれたが、当紛争において有効な対処法を実行できず、想定以上の損害を被ったことが決定打となって実行された。